食料国内自給率100%を目指せば、雇用は確保される。ただし...
- 日本出張の歳、脱サラから稲作へと華麗な転身を遂げたおっさんとお話をした。
- 前回同様、話は食料国内自給率向上へと。
- まず、今の国内自給率はほぼゼロである、と認識する必要がある。
- 今の農業は石油がないと話にならないからだ。
- モミの選別
- 耕す
- 水を引く
- 田植え
- 除虫・除草
- 稲刈り
- 脱穀
- 上記工程は石油を使った省力化で大きく生産性が向上したそうな。
- もし石油なしでこれらを実現したらどうなるか??
- つまり、人+牛や馬で米作りをする、ということ。
- おそらくは、農家は米作以外に費やす時間がなくなる、というのが紹介したおっさんの推定。
- 一年中、起きている時は米作りに関する作業をなにかしら続ける必要がでてくるであろう、とのこと。
- でも、これって究極の雇用対策かもしれないね。
- 農奴と紙一重かもしれないけど、「働かざるもの食うべからず」原則から考えれば、ベーシックインカムなんぞよりはよっぽど良いかもしれん。