Pylons+memcacheDBでのデータ永続化チュートリアル風味

クラウドだなんだと騒がれている中で、ちょっと真面目にKey-Valueデータ格納を触り始めた。Google App Engineで、と割り切れれば話は早いのだろうが、それ以外の選択肢もあってよかろう、ということでPylons+memcacheDBの組み合わせで遊んでいる。

その心は...

  • Pylonsはデータ永続部分を自らは用意していない。お好きなものを組み合わせてね、という思想。
  • memcacheDBはmemcached APIで操作できるBerkeleyDBそのもの。結構速そう&信頼できそう。

とはいうものの、PylonsもmemcacheDBも実はよくわかってないので、手探りで簡単な電話帳もどきアプリケーションを作ってみたよ。

処理方式は先日紹介したFriendFeedのやり方を参考にしている。

FriendFeedにおけるMySQLへの大規模データ格納 - masayangの日記(クロスバイク通勤他 FriendFeedにおけるMySQLへの大規模データ格納 - masayangの日記(クロスバイク通勤他

まずはCRUD(Create, Read, Update, Delete)までを書いてみた。Pylonsに関してはThe Definitive Guide to Pylons - James Gardnerが参考になった。なので、このチュートリアル風味も、だいたい同サイトの流れに沿っている。テスト記述については、後回しするのが嫌いだったので各コントローラ記述直後に持ってきた。

PythonPylonsの作法として間違っている部分があったらどんどん指摘願いたい。

目次

とりあえずここまで...

  • CRUD(Create, Read, Update, Delete)の実装はここまで。
  • だが、ListもSearchもできない。
  • どうするかはこれから考える(笑