住宅差し押さえの品質管理
- 住宅バブル崩壊で差し押さえとなる住宅が急増した米国。
- 当たり前だが、件数が増えれば「間違い」も生じる。
National Mortgage News: Making Sure Wrong Home Isn't Seized
- 本来の対象ではない住宅を差し押さえてしまう事例が絶えないらしい。
- 全米最大の住宅ローン債権回収業者(Servicer)は、Bank of America。
- そのBofAは、月に16000件のRekey(鍵付替=追い出される借手が入り込めないようにする措置)を実施
- そして、「間違った家の鍵を替えてしまう」のは11件/月。「99.99%の信頼性」となる。
確率としては低い。だが、数百万件の家がForeclosureに追い込まれる以上、ある日突然自分の家の鍵が開かなくなっていた、という被害は数百件は起きるだろう。これはトヨタ車の暴走並に深刻な問題である。