政府のお墨付き「Energy Star」は簡単に取れる!
- GAOという機関がある。
- 連邦議会行政監査局。
- 日本でいう会計監査院を機能強化したような所か?
- そこが"Energy Star"取得手続きを調査している。
- Energy Starってのは、省エネ型の電気製品・ガス製品などにつけられる「政府お墨付き」で、製品によっては購入補助がでたり、減税措置がとられたりする。→http://www.energystar.gov/
- その承認はEPAやDOEがやってくれるらしいのだが... ちゃんとやってるかい? とGAOが抜き打ち検査した。
- GAOがどうやってEnergy Star取得過程を調査したか? その手段が面白い!
- GAO自らが「インチキ製品(Bogus Product)」を作り、適当なテスト結果をでっちあげ、それを元にEnergy Starを申請し、どうなるか試しているのだ。
- Energy Starを取得できたインチキ商品(と、取得までの期間)
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- 冷水機(4日)
- 残念ながら(いや、当然のはずなんだけど)Energy Starを盗れなかったインチキ製品
- 小型蛍光灯
- 換気扇
- 結果がでてないもの
- 充電器
- 装飾用の電灯紐
- 電気オフィスハンマー(意味不明だが、さすがに審査は通らなかったか)
→あきらかに、Energy Starの取得は「ザル」だと言える。
こちらのGAO発行PDFに、より詳しい経緯が掲載されている。どうみてもインチキな空気清浄機をこさえて、偽のテストデータまででっちあげてEnergy Star取れるかどうか試すなんて、GAOっておちゃめな政府機関だな。
「Energy Star」っていう表示がついた製品を使っていると、なんとなく環境にやさしい気分がしたもんだけど、今回のこのGAO報告を読んだらいっきにシラケてしまった。
こちらのブログでネタをみつけました。→http://www.contrarianpundit.com/?p=645
*1:完全にネタ