俺たちはSonyを追う
Guardian: Apple finally admits problems with Time Capsule and offers replacement
- Appleが同社のバックアップ装置Time Capsuleの不具合を認める。
- 製造番号がXX807XXXXXX〜XX814XXXXXXの製品に関しては無償交換。ただしApple Storeへの持込が必要。
- この範囲外で故障した製品については、個別にAppleと争うしかなさそう。おそらくは法廷で。
- Time Capsuleの寿命調査サイトに寄せられた数字を元に、どの程度で製品が死ぬかを統計調査。
- 結果がこれ。
→19ヶ月でお釈迦となる確率が急増する。アップルはソニータイマーまで真似るんですかね?
- なお、上記統計サイトからは無償交換対象とはならない製造番号の製品でも、ざっと20%が故障するものと推定されている。
- どういう故障か?
- TS3351という、何の予告もなければ同社サイトからのリンクもなく唐突に知識ベースに置かれた文書に記載されている:
Some Time Capsules sold between approximately February 2008 and June 2008 may not power on or may shut down unexpectedly after starting up.
2008年2月から6月にかけて製造されたタイムカプセルの一部は、起動しなかったり起動後に正しく終了しなかったりすることがあります。
→翻訳: 不良品です。
なんの理由の説明もない。Guardian記事はその推定理由を掲載している:
Overheated electronics... Apparently the power supply's capacitors can't take heat for such a long period of time. Like so many others, I noticed that the TC gets really hot, but I hadn't expected this to become fatal in just 18 months time.
→内部で発生する熱で部品がやられ、ざっと18ヶ月で寿命がくる。大きさや見た目を重視した結果だとしたら問題だ。Appleが何が悪かったかを説明しないと、こういう「邪推」がはびこって「アップルタイマー」という伝説が一人歩きすることになるよ。
なお、Time Capsuleは昨年7月に新機種が発表されている。事前予告なし。こいつにも「タイマー」が載っているのかは定かではない。判明するのは今年の冬(笑