続・正常債権です

昨日の正常債権ですは、ボケたことを書いていたのでやり直し。Twitterで色々と教えてもらいました。

借換ローンとその条件

ローン残...$339,324→延滞分利息と借換手数料で$41,634が追加されている。このうち1/3の$116,108は金利がかからない。2/3の$221,216に対しては利息がかかるが、2%, 3%, 4%, 4.375%と徐々に金利があがっていく、ということ。

た だ し... この金利減免対象$116,108はForeclosure、ショートセール、あるいは借換えの際に「一括で返済する」必要あり。おとなしく40年間こまめに払え、ということか。

元々はいくら借りていたのか?

ということなので、やはりバンカメが買収したCountrywideのOption ARMではないかと推定する。で、延滞分は2008年7月1日から2010年11月1日までの27ヶ月で$34,709だから、月々の支払は1285ドル。6%金利なので、ざっと20万ドルを借りていたと推定される。当初の担保価値もこれくらいだったと思われる。

もちろん、その後の不動産市場低迷で担保価値は下落している。(上昇していたら借手は返済に困るはずはない。売ればいいんだから。) なので、バンカメは担保に見合わない額を貸し付けたことになる。なぜこんなことができるかというと...上に引用した@gshibayamaさんの発言にあるとおり、FHA保証があるからと思われる。納税者が保証しているわけね orz

バンカメはどういう会計処理をしているのか?

どれくらい引当金を積んでいるのかは現時点では不明。