WiFi版AndroidタブレットはかつてのPCになるか
Dell Streakが予想通りの空振りで$580から$399.99に値下げ。Galaxy Tabletも$199.99なんてのがでてきている。ただし3G版で2年間のデータ通信縛り付き。そんなの欲しくねーよ。
で、この手の(5" or 7")Androidタブレットの価格を比較してみると...
メーカー | 機種名 | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|
ViewSonic | ViewPad 7 | $599.99 | SIM Unlocked |
Dell | Streak | $399.99 | 新価格は2011/1/11より Android 2.2 Upgradeつき |
Samsung | Galaxy P1000 | $349.99 | T-Mobile 2年縛り |
Huawei | Ideos S7 | $599.99 | Verizon or Sprintの縛りあり/Android 2.1 |
Velocity | Cruz T301 | $249.99 | WiFiのみ/Android 2.0/Android Marketなし |
Ingram Micro | Gentouch 7 | $179.98 | WiFiのみ Android 2.1 |
Archos | 7 Home Tablet | $199.99 | Android 1.5/Android Marketなし |
? | よくある中華Pad | $70程度 | Android 1.6 3G有 米国での卸し価格 ankakaで調べた |
Androidタブレットはまだまだた〜くさんあるのだけど、最も安い中華Padで$70程度の卸し価格なわけだから、$140でも粗利50%は取れるわけだ。だけどその先にあるのは不毛な安売り合戦であるので、黎明期の今はできるだけ付加価値つけて高く売りたいというのが本音なのであろう。だからといって生産地中国ではSIM Unlockedな商品をわざわざロックかけて決して安くないデータ通信とバンドルして高く売るという戦略は正しいのだろうか?
消費者も馬鹿ではない。既にWiFi Tetheringできる携帯を持っている層はわざわざ二台目の端末のためのデータ通信契約をする気はないだろう。そのことに各社が気づいたとき、Androidタブレットの価格は雪崩を起こすように下落するのではないか。