SpringSourceのお値打ち

眠い...

  • VMWare社の経営状況は...
    • 売上げ19億ドル
    • 利益2億9000万ドル
  • 一方のSpringSourceは...
    • 利益が1000万〜4000万ドル
    • 非公開なので推定値。
    • ざっとVMWareより一桁小さい。
  • つまり、VMWareは「今のままでは回収に約10年かかる投資をした」ことになる。
  • しかも、ほぼ一年分の利益を全部ぶちこんで、ね。

考察

  • このご時世、回収に10年かかる投資をする人はあまりいない。
  • たぶん、VMWareはSpringSourceを担ぐ事で市場を拡大できると思っているのだろう。
  • SpringSourceが売物にしているのはApache/Tomcatの商用版ともいえるERSやtc Server。
  • VMWareは、これらを自社製品に組込んで、大規模システム向けに売るつもりなのでは。
  • JavaVMはもちろん、Apache/TomcatVM向けチューニングも済んでいて、なおかつ管理ツールが充実している。
  • 「Private Cloud」にこだわる企業には売れるかもしれない。

なんか無理っぽい...

  • VM on VMってのに、そもそも無理を感じる。
  • そしてプライベートクラウドの市場にも、あまり魅力を感じない。
  • VMWareは高い買い物をしてしまったのでは?
  • 高値で売り抜けたSpringSourceに拍手。