借換と絶望、どちらを選びますか?

Of the 3.4 million eligible loans, 228,000 have been permanently reduced, while 155,000 have been rejected during the trial period, according to Treasury Department data compiled by the nonprofit Pro Publica.

  • HAMPが想定する対象は340万世帯。うち、HAMPによる借換を受けることができたのは22万8000世帯。
  • 15万5000世帯は、借換試行期間を終えた後に借換を拒否されている。
  • そして借換を拒否されると...

When Fallbrook homeowner Armando Robles was rejected for a permanent mortgage modification, he was disappointed ---- but that was nothing compared to how he felt when he discovered his credit rating was trashed and he was stuck with a "catch up" bill for $10,500 piled high with interest and late fees.

→延滞分に手数料と利息が乗っかってくる。そして信用度(Credit Score)は地に落ちるので、延滞利息は跳ね上がる。

解説

  • HAMPによる借換は「一定期間の返済延滞があること」が必須条件。大抵は90日。
  • そして申し込んでからの手続きが煩雑で時間がかかる。
  • そのうえで...まずは月々の返済額を減らした試行期間が待っている。半年とか。
  • 試行期間を終えて「残念でした。あなたはHAMP適用外です」と宣言されると、「それまでの延滞分+試行期間中の不足額+それぞれへの延滞利息と手数料」が債務の部に積み上がることになる。
  • しかも、延滞しまくりなのでその人のクレジットスコアはどど〜んと落ちる。借入金利は急上昇。
  • もはや破産を選ぶしかない...

*1:Home Affordable Modification Program。英文としてはHome Affordability Modification Programが正しいらしい