カリフォルニアが次のギリシャになる16の理由
Business Insider: 16 Reasons Why California Is The Next Greeceより
- 昨年度の大幅な歳出削減にも関わらず、今年度予算は200億ドル(1兆8000億円)の歳入不足。
- 連邦政府からの支援が得られなければ、ターミネーター知事は福祉関係の予算を大幅に削る必要がある。
- 公立学校の教職員23000人が、すでに解雇予告を受け取っている。
- 200億ドルの歳入不足に加え、短期・長期債務が2000億ドル(18兆円)ある。
- S&Pによるカリフォルニア州の信用格付けは途上国並のA-で、他のどの州よりも低い。
- お粗末な医療。緊急治療施設は100万人あたり7室で、他のどの州よりも少ない。
- 教育よりも刑務所。過去23年、刑務所は23増えたが大学は一つしか増えてない。
- 児童向け教育予算激減。児童一人当たりの予算はかつては全米最高だったが、現在48位。
- 不法移民に優しい。犯罪を起こした不法移民を刑務所に収監するために、毎年8億5900万ドル(800億円)必要。
- 山火事対策で毎年5億ドル(450億円)
- 夏になると水不足。
- 高失業率な都市15のうち、7つはカリフォルニア州。
- 住宅バブル崩壊の余波。2月のForeclosureは7万件で全米首位。
- 住宅価格下落。Merced市の住宅価格は4年で63%下落。
- 2010年住宅販売件数は昨年よりもさらに減少。
- そして... カリフォルニア州には中央銀行がないから紙幣を印刷して負債を踏み倒すという手段をとれない。予算を均衡させる義務も負っている。まさにギリシャがおかれた立場と同じ。