ハッカー道場
- 上記写真は、福岡Rubyの皆さんと訪問したHacker Dojo。
- Dojo=道場。
- といっても、ここはハッキング技術を鍛錬する場所ではなく、「コミュニティ主導型起業支援施設」とでも呼びたい場所。
- 自治体が提供する起業支援(incubation)施設はシリコンバレーには数多いが、安くても家賃は$300-$400。
- が、ここは「一人月額$100の会費制」。
- これで
- 朝10時〜夜10時までの仕事場
- 入退室はそれなりに管理されているので、割と安心*1
- ネットワークアクセス
- 電気、炊事場、トイレ
- ハードウェア工作のための各種機器を借りられる。部品のストックも豊富→部品納品待ちで時間をつぶす確率が減る
- 等などが得られる。
- さらに...
- 同じ屋根の下に屈強なプログラマや起業家がいるので、意見交換や質問を気軽にできる。
- 良いネタならFounder Instituteの審査を経て、運転資金を投資してもらえるかもしれない。
- 建物は元々ガラス工場だったらしい。
- 中はおせじにもきれいとはいえない。
- だが、ペアプロに向いている小部屋とか、わいがやで開発できる部屋とか、二十人くらいは収容できる大部屋とかいろいろな空間がある。
- 起業を志向している人はもちろん、MicrosoftやGoogleで正社員として働きつつ、定時後に自分のプロジェクトを推進するためにここに来ている人もいた。
- 家に仕事を持ち込まないのは「仲間がいる」「家だと割り込みタスクが入る」等など、理由はいろいろ。
→こういう組織が、Non Profitのコミュニティで運営されているという仕組みに関心。９月中旬に設立。現在、会員は100名強。
おまけ: Dojoに張られていたお知らせ
*1:スタバで仕事するとコーヒー飲みすぎてトイレいくにもラップトップを持ち歩かなければならないが、そういう事態は避けられる
