アマチュア、それもカテゴリ4でドーピングだと？
最初は4月1日の冗談だと思った。
US amateur rider and journalist Andrew Tilin handed two year doping ban by USADA
→米国アマチュア自転車選手がドーピングで二年間の出場停止へ。
アマチュアの試合であってもドーピング検査は行われるし、上のほうのカテゴリではヤバい噂*1があるアマチュア選手もいる。だが、今回の場合はなんと！ カテゴリ４の選手なのである。カテゴリ４ってのは相撲で言えば序二段。他ならぬ俺が走っているカテゴリでもある（笑
出場停止処分が確定したのはAndrew Tilin選手。46歳。所属はTouch Stone Racingで、Oakland在住。要はこのあたりのNCNCAレースを走っていたわけであり、おそらく自分も一緒の集団で何度も走っているはず。
となると、疑問が湧いてくる。
自分が知る限り、NCNCAのレースでカテゴリ4がドーピングコントロールに送られたことは一度もない。ドーピングコントロールってのは、レース後に関係者監視下で検尿する場所。そういう話があれば、必ず話題になる。にも関わらずドーピングでしょっぴかれるとはどういうことだろうか？ それは彼の職業＝ジャーナリスト、にヒントがありそうだ。
A book written by journalist and amateur rider Andrew Tilin on doping in cycling races appears to have secured him a two year ban from the US Anti-Doping Agency. USADA announced Friday that the 46 year old has accepted a two year ban based on what it said was his admitted use of the prohibited Anabolic Agents, synthetic testosterone and dehydroepiandrosterone (“DHEA”).
USADA doesn’t state when exactly Tilin admitted that he had broken sporting rules, but he has written a book entitled ‘The Doper Next Door: My Strange and Scandalous Year on Performance-Enhancing Drugs,’ in which he explains his use of various banned substances.
つまり彼は本を書くためにDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)を摂取した上でレースを走り、その本に書かれていることを事実と認めたためにUSADAから二年間出場停止を食らった、と。
本を売るための宣伝かよ...
