宴の後で...

  • 1999年に頭金ゼロの30年固定で購入。借入額27万ドル。貸手はバンカメ。
  • 2003年に借換。家の評価額が上がっていた分、借入額も増やした。
  • 借入総額は30万ドルに増額。
  • 貸手はIndymac。→後に破綻。
  • 2004年にも借換。
  • 借入総額は33万3000ドルに増額。
  • 貸手はNew Century。→後に破綻
  • 2006年に再度借換。
  • 借入総額はなんと57万2000ドルに。→24万ドルのキャッシュを手に入れたことになる。
  • 貸手はOption One Mortgage。→後に破綻
  • 以下はForeclosureデータより調べた。
  • 2008年10月16日...Notice of Default
  • 2009年4月9日...競売。最低入札金額$575,869→誰も買わなかった模様。
  • 2009年6月16日...銀行保有物件に。買戻し金額$573,732。
  • 2009年9月3日...$180,500で市場放出→ほぼ即売。

住宅バブル

  • 頭金ゼロでローンを組み、家の評価価格が上がったところで借換をすれば現金が手に入る。
  • それで車を買うもよし、当面のローン返済をするもよし。
  • な〜んてのがまかり通った時代があったわけだ。
  • 当たり前だけど、こんなのがいつまでも続くはずはなかった。
  • 貸す側も借りる側も破綻。
  • 最後に引き取った銀行は、差し引き39万3232ドルの損失。
  • こういう物件が、まだまだゴロゴロしているわけよ。
  • 問題は全く解決していない。