滅多にない相場

  • NY市場はものすごい勢いで上げ続けているけど、今の相場は「滅多にない」状態らしい。

Minyanville: The Buying Stampede: Like Lemmings Over a Cliff?(パニック買い: レミング集団自殺前?)

  • 今の相場が不可解な動きをしていることをMr. Practicalがわかりやすく説明している。
  • 二つの銘柄(A, B)からなるインデックスがあったとする。
  • Aが上げ、Bが下げる場合、インデックスの動きは小さい=ボラティリティは下がる。
  • AとBとが揃って動く場合、インデックスの動きも大きくなる=ボラティリティは上がる。
  • が、ここの所ボラティリティは下がっているのに、銘柄間の相関は「過去最高なくらい高い」のだそうな。
  • こういう現象が起きる確率はとても低いらしい。*1
  • Mr. Practicalは結論を出していない。ほのめかしてはいるけどね。*2

Zero Hedge: Market Dispersion Has Collapsed - "Systemic Correlation Is At October 1987 Levels"

  • Zero Hedgeは、その銘柄間の相関についてのグラフを出している。
  • 対象はRussell 1000。
  • グラフはこちらからみることができる。
  • 今の銘柄間相関は...1987年10月以来の水準。
  • 1987年10月に何が起きたかは...年寄は覚えてるよね。

*1:この相場が人為的に演出されている、という可能性は排除できないでしょ...

*2:記事の題名見ればわかるでしょ