お粗末SEC職員
ABC: SEC and Pornography: Workers Spent Hours on Porn Sites Instead of Stopping Fraud
- SEC(連邦証券取引委員会)の業務は、金融業界における不正を取り締まること。
- だが、政府による内部調査の結果は、ずいぶんとお寒い現状を示している。
- SECの上級管理職の中には、勤務時間中延々とインターネットポルノサイトにアクセスしていた例があった。
- このような不正行為は過去2年半で31例。
- 事例(1) SEC本部の上級法務担当。インターネットポルノサイトへ毎日8時間以上アクセス。業務で使うパソコンのディスクが満杯になると、DVDなどにデータを焼いて仕事場に保管。
- 事例(2) SEC会計担当(女性)。二週間でインターネットポルノサイトに1800回アクセス。600以上の画像をパソコンに保管。
- 事例(3) 別のSEC会計担当。一ヶ月でインターネットポルノサイトに16000回アクセス。
- 事例(4) SECによるアクセスフィルタを回避し、「膨大な数の」ポルノサイトにアクセスした奴。後に辞職。
- 事例(5) ロスアンゼルス地区担当責任者は2008年から2009年にかけ、毎日1〜2回ポルノサイトにアクセス。
同調査報告でわかったことは、このようなポルノサイトアクセスが2008年から顕著になったということ。金融危機が深刻化していく中、SECの人達はポルノサイトにサルみたいにアクセスしていたのである。なお、問題を起こした職員の年棒は10万ドルから22万ドルだという。
