オバマ医療改革が暗礁に乗り上げる一方で...

  • 本日、オバマ政権+民主/共和両党首脳が集まって医療改革法案に関する議論が行われた。

  • テレビのニュースでは「Kabuki Dance(歌舞伎芝居)」とまで言われる始末。
  • 7時間議論して、なんの結論も出ず。
  • が、こんなにのんびり議論している場合ではない重要な問題が目前に迫っている。

San Bernardino County Sun: Medicare faces cuts next week without congressional action

  • 米国の高齢者用社会保障の一環に「Medicare」という制度がある。→日本語版Wikipedia説明
  • そのMedicare制度の元で支払われる医療費は、SGR(Sustainable Growth Rate:持続可能成長率)という考え方で定期的に見直しがかかる。
  • そして次の見直し期日は...3月1日。来週月曜だ。
  • SGRによって、高齢者向け医療費の21%が削減されてしまう。
  • このような見直しは以前もあったが、議会の介入で延期された。
  • 今回も議会介入はあるのか?
  • 介入がなければ、来週月曜以降、Medicare利用の患者は診察拒否をされる可能性がある。
  • だが、上のAPニュース動画を見る限りは...あまり期待できない。